「苦労は買ってでもせよ」という言葉の本当の意味とは

私は、若いころから「苦労は買ってでもしたほうがいい」という言葉を言われ続けてきました。しかし、私はこの言葉の本当の意味を深く考えてようとせずにとにかく目の前のことに全力で取り組んできたのですが、今思い返せば「あの時もうちょっと考えて物事に取り組んでいたら楽だったのになあ」と思うことがたくさんあります。

今回の記事では、この「苦労は買ってでもせよ」という言葉とはどういう意味かあなたと一緒に考えていきたいと思います。

「無駄な苦労」とは一体何か

もしあなたが独身で一人暮らしをしていて、会社に勤めていて、終電ギリギリまで会社に残っている営業マンだと仮定しましょう。一人暮らしですから家族の誰かがあなたのために料理を作ってくれないとしたら、自分で作るかコンビニやスーパーで買わなければいけません。少しでも健康でいるために、また少しでも給料を自分の趣味に使いたいあなたは、自炊をすると思います。でも、毎日終電ギリギリまで仕事をしているとしたら正直なところ食材を買いに行く時間、料理をする時間、後片付けをする時間ほどもったいないと感じられる時間はありません。

こういう状況の中でも、変にまじめな人は「苦労は買ってでもしなきゃいけないから、この苦労も意味があるから耐えよう」と貴重な時間を使ってそのまま全部自分の力で家事をこなそうとしてしまいます。

私からしてみれば、そのような苦労ははっきり言って「無駄な苦労」です。なぜなら、料理をすることができるのも、皿洗いをすることができるのも、あなたの営業マンとしての仕事とはなんら関わりがないからです。直接的に関係ないものに時間を使われるくらいなら、お金を払って自分の労力を極力減らしましょう。

「意味のある苦労」と「無駄な苦労」を考えられるようになること。

買い物に時間がかかるならば、オンラインで一週間分の食材をまとめて届けてくれるサービスを利用すればいい。皿洗いに時間がめんどくさいなら、食器洗い機を買って全部自動に済ませればいい。最近は掃除ロボットも出てきていますし、家事の負担を減らしてくれるサービスはどんどん増えていきます。

自分の給料が少ないから、そういったサービスを利用しないでお金を節約したほうがいいという人がいるのですが、たいていそういう人はお金自体が価値あるものと思っている「お札教」の信者であると言えます。たいていそういう人たちは、テストでいい結果を残すためには授業中きれいにノートをとらなきゃいけないと思っているタイプです。つまり、お金を貯める目的がはっきりしておらず、苦労をすることの本質が見えていません。

しばらくはお金は貯まらないかもしれないけど、「無駄な苦労」を減らした分、睡眠時間や趣味に没頭できる時間を増やすことによって仕事に集中できる時間が一段と増えていきます。集中して仕事に取り組むことで仕事の効率は圧倒的に増え、いつしか終電ぎりぎりまで仕事をしなくてよくなるかもしれません。そして家に帰っても家事をする必要がないのでより自分のための時間を使うことができるようになります。

・といっても、苦労なくしてビジネスでの成功はない。

これは今までお話ししてきたこととは一見矛盾しているように思えます。しかし、私がここで強調したいのは「意味のある苦労なくしては成功できない」ということです。

ネットビジネスをするにあたって、私も数々の起業家の発信する情報に触れてきました。おそらく、これを読んでくださっているあなたもそうではないでしょうか。そのたびに私が思うのが、自分を「起業家だ」と言っている人たちって「楽して金儲けをしていくこと」を目的としている人が本当に多いということです。そういった人たちのブログを読むと、大したことのない事でも何倍の実績として膨らませてアピールしています。その人たちのプライベート写真をみると「六本木ヒルズでこんな人とパーティーした」「芸能人御用達のクラブに通っている」といった写真ばっかり掲載していて、「起業したい」と思っている人たちに空想を見させて自分の高額ノウハウを購入させようとしています。

要は、「お金持ち」という人たちのギラギラした上っ面だけを見せて、それをあたかも真実であるかのように錯覚させ、それを自分の「誰でも再現可能なノウハウ」を売り出すことで儲ける仕組みを作っているのです。それに乗せられて、ラクをしたい人たちがそんな中身のない高額情報商材に手を出してしまいます。

私はネットビジネスをしているので「お前も一緒だろ」と思われてしまいがちですが、正直その様な薄っぺらいお金持ちになんか一切興味が湧かないですし、人生を楽にするノウハウなんて一切興味がありません。私にとってのビジネスは「周りの人の悩みを解消し続けること」であり、単なるお金稼ぎではないからです。

ラクをする=思考停止すること

私から言わせれば、「とりあえずいい大学に入って、そのあとはとりあえず就職して、上司から言われたことをひたすらこなす安定人生を歩んでいると思っているオジサンたち」と「そのようなつまらないサラリーマン人生を否定しながら、中身の薄っぺらいノウハウに手を出し、同じ内容が書いてある自己啓発書を読み漁ったことを自慢してくるエセ・起業家」は一緒です。どちらも安易にお金を稼ぐために人に合わせて上から言われたことを実践している、思考停止をしている状態です。

今の時代はインターネットによってより多くの情報にアクセスすることができる時代です。アイデアはそこら中に溢れているため、新しいアイデアを生み出すことには価値がなくなり、この時代で生き残っていけるのは、「自分の力で情報と情報をつなぎ合わせて行動に移していける人」です。

自分の頭で考えて、それを実行に移し続けることは骨が折れます。膨大な時間を使っていかなければいけませんし、周りの人に理解されなくても自己表現し続ける勇気と自信を持ち続けなければいけません。それでも成し遂げたい人生の目的があるからこそあなたは本気になれるのではないでしょうか。

ここまで読んでくださったあなたは、起業に興味があるがどうしたらいいかわからない方なのではないでしょうか。それとも、既に他の起業家たちが提供したノウハウに手を出してしまった人かもしれません。大丈夫です。私も一時期ノウハウコレクターでしたのでその気持ちがすごいわかります。

どうか、これからは「成功するために楽な方法なんてない」ということを肝に銘じていってください。私と一緒に、お金儲けしか頭にないエセ起業家にはならずに周りの人の人生を豊かにし続けていける人生を歩んでいきましょう。

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